みなさん、このように思ったことありませんか?
理想の経営や仕事ができていない
これってほとんどのマネージャーレベル、経営者の方が抱えている問題ですよね。
周りを見てみると同じところで躓いているから、今回私の経験を書くことで救われる人がいたらいいなと思って書いています。
==
うまくいかなくなった時に答えがわかる
==
私の過去の経営を振り返ると、考えや立ち位置が変わるターニングポイントがいくつかありました。
それは物事がうまくいかなくなる時だったんです。
お金や人の流れが一気に変わりうまく行かなくなる時、そこに改善のチャンスが落ちています。
例えば
急に人が辞めることになって、仕事が回らなくなる
コロナが起こり大きな出費が嵩み経営がうまくいかなくなる。
このような絶体絶命のピンチの時私たちが取る行動は2つのみ
ー倒産に向かって出血し続けるか (現状を変えない)
ー生き残るために止血をするか (システムや経営を見直す)
私たちが日々変わるように、経済も環境も日々変わっていくもの
ずっとおんなじことが続く保証なんてどこにもないんです。
だから何か起こった時はすぐに対策を考えないといけません。
===未解決のまま先に進まない===
うまくいかなくなった時、まずシステムのバグをなくしていく努力をしましょう。
まず私はコロナになった時、経営の数字を見直しました。
例えば、毎月かかる固定費を下げる事から始めました。
家賃とその他の固定費
家賃も引越しを視野に入れて、売上の10%以内にしないとダメです。
予想売り上げの10%ではありません。現状売り上げの10パー以内です。
下げる時に気をつけないといけないのが人件費。ここは触ってはいけないと思っていて、どうしても人件費を下げないといけないならその人が辞めてしまう覚悟をしてください。
===机上の空論で物事を考えない===
悩んでる経営者さんに多いのが、他人を責めたり自分を責めたり
して現実から目を晒す人です。
私がそうだったので、どう解決したかを書きますね。
例えば、最近4年ほど働いてくれていたアシスタントがキャリアアップのためにやめたいと言ってきました。
もちろん悲しいですが、彼女の成長を考えたらしっかりと見送ってあげる!そう決めて次の子の面接の準備をしていました、
でも、彼女の仕事を整理したときに気がついたのがちょっと手一杯だよな、これって他の人もできるかな?と思ってきたんです。
そこで彼女に聞きました、何か不満ってあった?
そう聞いたらやはりあったようで、常に電話番をするのが嫌だったとのことでした。
===ポジションは経営者と従業員で作る===
そこで私は彼女にこう提案しました。
私の会社でこのポジションにかけれる人件費はここまで。これ以上になると他の何かを削らないといけないし、それならこのポジションの仕事内容をかえるしかない。。。はっきりと言いました
例えば、お給料は変わらないけど働く時間が短くなって在宅になったらその人からしたら勤務環境は良くなってるのと一緒なんです。
経営者でよくあるのが、数字を決めずに走り出して、上手くいかなくなるたびに人件費あげたり、固定費を上げたり、、、蓋を開けると赤字経営になって、コロナや災害が来てアウト。(昔の私ですW)
そんなパターンの陥る人が適当な数字で経営をしている人。
ちゃんと適正な数字で経営するためには現場の人にもわかってもらわないといけません。
===意見をもらう===
私は彼女にちゃんと理想の経営をしたいから協力して欲しいとお願いしました。
私の理想の経営は、現場を離れてオートメーションになっても現場でトラブルが起きても仕組みで解決できる経営。
そうするためには、離職率を下げないと現実化しないのです。
そこで私たちがやったことは、一緒にシステムを作り変えていきました。
オーナー不在でビジネスが周り、現場のトラブルやお客様のトラブルをどうやってアシスタントが解決していくか。
マニュアルだけで経営が自走できるのか。
それを何度もテストして私が不在でも回っていくビジネスを一緒に作りました。
===オーナーの本当の理想を相談して協力してもらう===
私たち経営者も人間です。新しいことにチャレンジしたい、好きなこともっとしたいって思ったりしたりすると思います。
でも、その前に積み上げてきたものを自動化で回せるところまで作り上げてから現場を離れる。
そうしないと、経営者自身が何度も現場に戻りバグを修正する仕事で人生終わるってことになるんですよね。
===うまくいかなかったことを紐解く===
もし今トラブルがあるならそれは絶好のチャンスです。
怖いかもしれませんが、離職を考えているスタッフに聞いてみましょう。
何がやりずらいのか?
改善策はあるか?
答えがわかったらすぐに取り入れる
それの繰り返しです。
物事がうまくいかなくなる、それは次のレベルに行くための試練です。
起きている現実から目を逸らさず、ひとつずつ解決すれば明るい未来がありますよ。